闘いに倒れて天を仰ぐーわが敗戦の弁

  • 2019.04.14 Sunday
  • 11:36

   神奈川県議会議員選挙は、ご承知のとおり負けました。皆様の応援をいただきましたが、期待に添えず誠に申し訳ありません。こころよりお詫びいたします。


   以下に敗因を分析したいと思います。


(1)投票率が低かったこと

   神奈川県議会議員選挙鎌倉選挙区の投票率は、39.78%でした。これは過去最低の投票率と言えるはずです。
   投票率が低かったということは、浮動票が全く動かなかったということです。

 

(2)政策論争が出来なかったこと


   今回の4人の候補は、それぞれ政策を掲げましたが、私が打ち出した「市役所移転問題」「政務活動費不正受給問題」に関しては、他の3候補が全く触れず、選挙を介して政策論争が出来ませんでした。これも有権者に選択肢を示せなかったことにつながり、敗因の一つと言えます。


(3)組織票にはかなわなかったこと

 

   永田まりな候補は、小泉進次郎衆議院議員や管義偉内閣官房長官など、自民党の大物を応援に借り出して選挙戦を展開しました。
   飯野まさたけ候補は、立憲民主党代表の枝野幸男衆議院議員を応援に借り出して、選挙戦を盛り上げました。
    組織票を動かした両候補に対し、組織のない候補はなすすべがありませんでした。


   ここで改めて結果を並べてみます。


〇永田まりな   20900(得票率36.5%)

〇飯野まさたけ   18735(32.7%)

〇三宅まり  10979(19.2%)

〇岩田かおる  6623(11.6%)

 

   自民党と公明党の応援を得た永田まりな候補が2万票というのは、少ない気がします。保守層にも批判票があり、永田まりな候補にかなりの票が流れなかった可能性があります。私なりに分析してみます。


(1)中村省司前議員の票が動かなかったこと


  私が選挙中、中村省司氏の政務活動費の不正受給問題に関してガンガン街宣で流したため、表向き中村省司前議員の支持者が動けなかったと思われます。本当は中村省司氏自身、もう一度選挙に出たかったのかも知れません。しかし、私の政策ビラで政務活動費の件を叩かれたため、出馬がかないませんでした。永田まりな候補の応援にも動かなかったと考えられます。


(2)「まっとうな政治」というキャッチコピーへの批判がある程度功を奏したこと


   飯野まさたけ候補も過去の早稲田夕季氏の票より少ない票数でした。3000票ほど少ない結果でした。
    これは、私が飯野まさたけ候補の政策を批判したことが一定の評価を得た結果と考えられます。
   飯野氏は、市役所移転に賛成で、「東海道線の新駅を積極的に誘致したい」と青年会議所主催の立候補者討論会でも述べていました。
   新駅設置に160億円もかかることから、私は選挙中、「財源がどこにあるのか。自民党より自民党らしい政策だ。飯野氏は選挙公報に『まっとうな政治を鎌倉から』と大きく書いてアピールしているが、何がまっとうな政治なものか」と批判して街頭演説をして回りました。
   さらに、神奈川県議会で立憲民主党が知事与党であることも批判しました。
    私は今年2月に神奈川県議会に「中村省司議員に対し辞職勧告決議あるいは除名処分を求める陳情」「神奈川県議会政務活動費の交付等に関する条例の改正を求める陳情」の2つを提出しました。議会運営委員会に付託され審議されましたが、自民党県議団並びに立憲民主党県議団などの大きな会派が反対し「不了承」になりました。不了承というのは、陳情を取り上げないということです。「何がまっとうな政治なものか。神奈川県議会では自民党と一緒になり、不正に蓋をしているのが立憲民主党だ」と私は選挙中批判して回りました。これも票に響いたと考えられます。


  最後に反省点を並べたいと思います。

 

(1)住民運動の分断を招いたこと

   私が選挙に出ることは、「市役所移転を問う住民投票の会」でも、かなり批判する人がいました。署名運動を選挙に利用したとの批判です。
   私は全く選挙に利用する気などありませんでしたが、そう受け止める人がいましたら、不徳の致すところです。お詫びしたいと思います。
    住民投票の会のメンバーをまとめきれなかったことも敗因の一つです。


(2)市の問題を県議の立場でできるのか不明瞭だったこと

 

   市役所移転の問題は市の問題です。県議の立場で何が出来るのか、有権者に理解を得られなかったことも敗因の一つと言えます。
   私は市役所移転先の深沢地域整備事業計画用地が、神奈川県の特定都市河川浸水被害対策法で洪水危険地帯に指定されていることから、県の予算で親水公園を整備出来ると主張して歩きました。つまり、市役所を移転せず、県の防災公園にする方策を講じると訴えたのです。市役所移転を止める奇策と言えるものでした。3年後の市議会議員選挙や市長選挙では、市役所移転の既成事実がどんどん進められ、遅いと考えたのです。  しかし、なぜ市の政策を県議としてストップ出来るのか、いま一つ理解を得られなかったことも事実です。

 

    以上、私なりに選挙結果を分析してみました。
    今後のことは、じっくり考えていきたいと思っています。
    一つだけ提案したいのは、住民投票の実現です。議員提案で住民投票条例案を市議会に提出してもらい、是非実施していただきたいと考えています。
   皆様の御支援に感謝してペンを置きます。

 

 

 

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