多くの自治会長らが住民投票しかないと判断しました

  • 2018.07.31 Tuesday
  • 18:06

    この7月30日、鎌倉市役所講堂で、鎌倉地域(東地域)の「ふれあい地域懇談会」が開催されました。これは自治会・町内会長らと市長並びに市の幹部とが、行政の課題について意見を交わす場で、年に1度開かれています。鎌倉市内を8つの地域に分け、自治会・町内会長らが事前に市へ質問したい事項を提出する形で行われています。市側も重要な市政の課題を事前に取りまとめて会長に通告し、すりあわせを行うことになっています。今回は、鎌倉市庁舎移転問題が最大の課題だとして、市長側から事前に第1部の報告の議題に入れる旨の通告がありました。

 

    鎌倉地域は、鎌倉東地区、西地区、南地区の3つのブロックに分かれ、日程が組まれました。私が自治会長をつとめる山王台自治会は東地区に所属しています。他にハイランド自治会や雪ノ下岩谷堂町内会、扇ガ谷下町自治会、扇ガ谷上町自治会など21の自治会・町内会が東地区には参加しています。午前10時から開催されたふれあい地域懇談会は、前半の第1部が市庁舎移転問題の市長報告と質疑応答に費やされました。以下にやり取りを再録してみます。

 

○市長の発言


(1)公共施設の再編

    老朽化が進む公共施設の維持管理に必要となる経費は、年間約50億円。現状の約17億円の2.8倍となります。4つの分庁舎を今後40年間仮に維持していくとなると、大変な負担になります。年間約50億円かける40年で、それだけで約200億円になります。ですから再編して、ひとつに集約した方がよいと考えています。分庁舎の上にある生涯学習センターの分室や図書館の分館は、地域の拠点校(小中学校)の教室や図書室に移す予定です。ですから廃止されるわけではなく、維持されます。

 

(2)市役所本庁舎の整備

   現在の本庁舎は、建築から約50年たち老朽化が進んでいます。「災害への備え」「スペース不足」の二点から移転すべきとの結論に至りました。このうち「災害への備え」に関しては、現在の庁舎に最低限の耐震強度はあるものの、津波浸水の危険性があり、防災拠点として別の安全な場所での機能強化が必要だと考えます。

   「スペース不足」に関しては、現在の本庁舎は執務室が分散しており、業務効率が悪化しています。その結果市民サービスが低下することにつながっています。

 

(3)コストの比較

  建設コストを比較してみました。

1、現在地建て替え

約194億円かかります。現在地に建て替えるとして、国の出した積算根拠(総務省と国土交通省が国の庁舎に必要な面積を出しており、これを自治体に応用、人口から必要面積を割り出す積算をしたもの)から庁舎に必要な面積3万平方メートルを本庁舎の規模とします。現庁舎は約1万2000平方メートルなので、別の敷地に足りない分の建物を新築するとして、この金額になります。

 

2、現在地長寿命化

 約207億円かかります。  現在地に庁舎を長寿命化し、3万平方メートルに足りない分は別の敷地に新築するとして、この金額になります。

 

3、移転

180億円になります。深沢再開発事業用地内の市が所有する土地に、3万平方メートルの庁舎を新築するとして、この金額になります。

 

    比較すると、移転する方法が一番安いことがわかります。

 

(4)現在地の有効活用

    市民に必要な窓口機能は残し、図書館や市民ホール、市民交流ラウンジなどの機能を備えた建物を整備します。大和市の「文化創造拠点シリウス」をモデルに考えています。素晴らしい施設ができることで、鎌倉地域の住民サービスは維持されると考えています。

 


○質疑応答

    このあと自治会長・町内会長らとの討論に入りました。私が質問したのは次の3点です。


(1)「広報かまくら」5月1日号にいきなり「本庁舎は深沢地域整備事業用地に移転します」との記事が出て、市民の多くが驚いています。市民への周知が欠けていたと思います。これほど重要な問題なのですから、きちんと丁寧な説明が求められるはずと思いますが、市長の考えをお聞きしたいのです。私たちは住民投票をして、賛成か反対か市民の声を聞いてから市が決定を下すべきと考え、今準備を進めています。民意を聞いてからでも遅くないのではないでしょうか。

 

(2)コストの点で疑問があります。移転が一番安上がりとの説明ですが、7月29日に開催した「市役所移転を問う住民投票の会」の集会に出席した中澤克之元鎌倉市議会議長は、こう発言しています。

「深沢地域の再開発事業は、市役所移転に加え整備費を入れると約600億円のコストがかかります。山崎の焼却施設建設にさらに約100億円かかり、JRの新駅に同じく約100億円、合計800億円も経費がかかる計算です。鎌倉市のどこにその財源があるのですか。平成30年度の鎌倉市の一般会計は596億8343万円です。年間の総予算を超える財政支出をすることになりますが、破綻しないのでしょうか。市議会としては市庁舎移転に関与しない、そうはっきり当時の議長として市長に伝えています」

大町や材木座などの住民は津波避難タワーを建ててほしいとの要望をかねてより出しています。予算を使うべき先はもっと別のところにあるのではないでしょうか。しかも、市役所移転の費用には国の補助金は一切出ないと先の中澤元市議会議長から聞いています。現在地の建て替えのコストについては明確な内訳が示されておらず、本当にそんなにかかるのか疑問視されています。何より現在の面積の建て替え費用でなく、3倍近い面積の建物を確保するためのコスト計算になっており、比較の対象になりません。移転は全く無謀な計画と言わざるを得ません。市長の考えをお聞かせ下さい。

 

(3)市長は現在の庁舎は災害発生時に津波の浸水を受けるので機能を果たさない、だから安全な場所に移転するとおっしゃいますが、本当にそうなのでしょうか。
    ここに今配布中の「広報かまくら」8月1日号があります。第1面に「大雨による災害から身を守るために」の見出しのもと、鎌倉市の河川の氾濫による「洪水浸水想定区域図」が掲載されています。それを見ると、深沢地域は柏尾川の洪水浸水想定区域になっています。市役所本庁舎移転場所の周りは、水色の浸水区域に色分けされており、決して安全な場所ではないことがわかります。市長は同じ「広報かまくら」の8月1日号の第3面に、「持続可能な都市鎌倉を目指して〜市役所本庁舎の整備〜」と題した文章を寄稿しています。この中で市長は、「現在の庁舎は、規模・耐震性能など災害時の業務継続に課題があり、また、さまざまな支援を受け入れる『受援力』が十分と言えません」「本庁舎が市民の生命を守る前線基地となり、十分な支援を受け入れることを想定し、深沢地域整備事業用地を移転先として選定しました」と書いています。「広報かまくら」の第1面のハザードマップの記事と矛盾するのではないでしょうか。洪水の可能性の高い場所に移転する意味があるのでしょうか。市長の考えをお聞かせ下さい。

 


(市長の回答)


(1)住民に周知していないとのご指摘ですが、各地で出前講座も開いてきましたし、対話集会も開催してきました。何より先の市長選挙で、市庁舎移転問題が最大の争点になり、私が信任を得たわけですから、民意を聞いていると判断しています。
    住民投票をする皆さんのことは聞いていますが、その場合、投票率が問題になると考えます。低い投票率なら、はたして本当に市民の声を聞いたことになるのか、そこらへん判断しないといけないと思います。


(2)コストですが、再開発事業に600億円もかかるというのは、違います。民間の資金を投入していただく考えですので、市役所建設費以外の約400億円の部分は、おおまかな試算で37億円程度に削減できると見ています。

 

(3)深沢地域が洪水浸水想定区域であることは認めます。しかし、本庁舎はかさ上げして建てるので、浸水しないで機能を果たせると見ています。

 

    議論は平行線のままでした。市長は住民投票に関して、投票率が低いと民意を反映したことにならないと述べていますが、私が「市長選挙の投票率もそれほど高いとは言えないのでは?」と再度尋ねたところ、「60.12%あったので、私が支持されたことが民意を示しています」との答えでした。しかし、市庁舎移転の件は松尾崇市長の選挙公報に小さく片隅にしか書かれておらず、本当に市民がこの政策を選択して松尾候補に投じたのか、疑問が残ります。

 

○他の自治会長・町内会長からの意見と質問


◎大蔵自治会長・福原紘一さん

「コスト比較では現在地での建て替え費用と移転費用の差額は14億円。市の積算の中味が正しいかの議論は置いたとして、14億円の違いのために、現在地から市役所を動かしたらあとの末代まで禍根が残ることになります。歴史に残る評価に市長は耐えられないはずです」


◎巨福呂坂町内会長・相川久美子さん

「これほどの大きな問題なのに、市民の皆さんはほとんど移転のことを知っていません。住民投票をして市民の皆さんの意見を聞くということは、すごく大事な試みだと思います。まだ議会もこの件の判断をしていません。市長さんは考え直していただけますか」


◎雪ノ下岩谷堂町内会長・梶田俊夫さん

「『広報かまくら』5月1日号は間違った記事を1面に載せたと言えるのではないですか。うその記事を市内全域に配布したのですから、市はきちんと反省していただきたい」

 

    こうした自治会長・町内会長さんの声に対する市長の答えは、次のようなものでした。

 

「市で決定したのですから、間違いではありません。地方自治法の第4条ニ項(市役所の位置を定める条例の議決)の手続きが確かにまだですが、その議決の時期についてはいろいろ意見があります。鎌倉市では今の庁舎を建てた時の議決は、建物を竣工しその日に開館するという時にしています。ですから、まだ早いと考えています。今後手続きを粛々と進めてまいりますので、ご理解をよろしくお願いいたします」


    多くの自治会長・町内会長さんたちが、「いつまでやっても平行線。民意を示すために住民投票をやるしかない」と判断したようでした。


◎改めて今後の「市役所移転を問う住民投票の会」のスケジュールを掲げてみます。


○8月5日(日)午後1時30から

元茅ヶ崎市議会議員の海老名けんたろうさんを招いての住民投票学習会(茅ヶ崎市役所建て替えの住民投票条例制定の署名活動を展開した海老名さんに、体験から学ぶ教訓をお話しいただきます)。

鎌倉市扇ガ谷1の8の2の岩田事務所にて


○8月5日(日)午後6時から

住民投票の説明会(佐助・塔の辻の皆さんに住民投票の説明をします)

佐助自治会館


○8月18日(土)午後6時から

鎌倉市福祉センター2階第1・2会議室

署名収集委任者への説明会(これまで委任者になっていただくことを承認いただいた約120名の方に、今後の手続きと署名集めの注意点など詳しい説明をいたします)


○8月19日(日)午後6時から

山ノ内公会堂

住民投票の説明会(北鎌倉の皆さんに住民投票の説明をします)

 

○8月25日(土)午後1時30分から

大町自治会館

住民投票の説明会(大町地区の各自治会長さんに市役所移転問題への私たちの対応を説明します)

 

○8月29日(水)午後3時から

鎌倉商工会議所地下ホール

ゲスト:松尾鎌倉市長(市役所移転について、松尾崇市長と鎌倉市議会議員、市民と討論し、住民投票の必要性を皆さんで再認識します)


    是非、多くの市民の皆さんの参加を期待いたします。あと1か月の活動が住民投票の会にとっても正念場です。私たちは全力投球する覚悟でいます。

コメント
自治会長さんたちの頑張りに感銘を受けました。まだ、鎌倉も捨てたものではありません。しかし、市長の積算はひどいものですね。驚きました。
  • 鎌倉有権者
  • 2018/07/31 9:31 PM
新しい庁舎の面積を3万平方メートルで積算していることに驚きました。オフィスのIT化が進み、将来的には、半分以下の職員数で仕事が出来る環境になるのに、今より3倍近い面積の庁舎を建てると鎌倉市は言っています。時代が変わるのに、全く考えていません。
  • IT企業の経営者
  • 2018/07/31 10:47 PM
「広報かまくら」8月1日号は、市の職員が市長に反旗を翻して編集をしたのではないか、そう思います。第1面の洪水浸水マップで深沢が危ないと指摘しており、第3面の「安全な新庁舎を」という松尾市長の文章と矛盾しています。わざとハザードマップの特集を組んだのではないか、そう思われます。
  • 広報かまくら愛読者
  • 2018/07/31 10:54 PM
懇談会の席での松尾鎌倉市長の発言で一番おかしかったのは、「人口の点からも、深沢こそ市の中心です」と胸を張って答えていたことです。平成30年3月末時点の住民基本台帳を見ると、1、鎌倉地域(47807人)、2、大船地域(44056人)、3、深沢地域(34089人)、4、玉縄地域(25232人)、5、腰越地域(25124人)という結果になっています。どう見ても深沢が市の中心とは言えない状況です。市長の統計学への認識を疑わざるを得ません。
  • 出席した自治会長
  • 2018/08/01 12:16 AM
たぶん市長は西鎌倉に住んでいるので、深沢が市の中心に見えるのでしょう。「世界の中心で愛を叫ぶ」という映画がかつてありましたが、松尾氏に置き換えれば、「市の中心(と思い込ん)で市庁舎移転をしたいと叫ぶ」という図式にでもなるでしょうか。
  • 自分が西鎌倉だからと思う市民
  • 2018/08/01 12:29 AM
酷い話し。個人でそう思ったり、開発に夢をかけても良いでしょう。が、トータル400億〜800億かかると言われている経費は全て、市民のために使うべき税金!個人的な夢に使うべきでない。ここで市民が立ち上がらなくては、為政者に税金を運ぶだけの存在で良いということになってしまう。
町内会長さん。自治会長さんに是非、頑張ってもらいたい。
  • 1市民
  • 2018/08/01 7:42 AM
「何より先の市長選挙で、市庁舎移転問題が最大の争点になり、私が信任を得たわけですから、民意を聞いていると判断しています」とおっしゃっていますが、市庁舎移転問題が最大の争点となった記憶がないのですが。有権者としては落下傘のような共産党候補が出馬したので消去法的に松尾氏に投票したというのが本音では?そもそも今の市庁舎面積の2.5倍の面積が必要であるという理由が示されていないですよね。広い豪華な市長室が欲しいのでしょうか?
  • 七里ヶ浜の住人
  • 2018/08/01 8:39 AM
市長は何時も口からでまかせばかり言って、その場のごまかしばかりしている。
市長選挙後のタウンニュースのインタビューでは「 白紙委任とは考えていない 」と言っている。

※タウンニュース
「白紙委任とは考えていない。それぞれの課題で説明を尽くしていく」
鎌倉市長選 松尾氏が圧勝で3選
https://www.townnews.co.jp/0602/2017/10/27/404837.html

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  • オンブズマン
  • 2018/08/01 9:09 AM
広報かまくらで、市長は現在地で津波避難ビルを造ると言っているが、津波で危ないから深沢の浸水地帯に行くと言っていることと矛盾している。市の職員や議員さん達は深沢の浸水地帯で安全。市民は津波で危ない現在地の津波避難ビル???論理が崩壊しているのに、、誰も気がつかないのか、、。
  • 矛盾を感じる
  • 2018/08/01 3:51 PM
「住民投票をする皆さんのことは聞いていますが、その場合、投票率が問題になると考えます。低い投票率なら、はたして本当に市民の声を聞いたことになるのか、そこらへん判断しないといけないと思います」--- 松尾市長が市長選で獲得した46666票を上回ったらどう判断するのでしょうかね。
  • 七里ヶ浜の住人
  • 2018/08/01 5:18 PM
市長選挙時の有権者数14万8,309人。
松尾市長の得票数は46,666 票。
つまり彼の支持率は31.46%しかない。これで選挙で信任を得たと言えるのだろうか?
公約も片隅に小さく書いてあるだけ。
  • オンブズマン
  • 2018/08/01 8:02 PM
住民投票は、市役所移転に「賛成」か「反対」かに「まる」をつけてもらうもの。まさに、民意を示せることになります。松尾崇氏が、支持されたというなら、市民の「賛成」「反対」の票で判断してもらいましょう。
  • 本気の正義
  • 2018/08/01 9:15 PM
松尾市長は当選したので民意は聞いたと言っていますが、
法的には「市長になったら市庁舎を「どこへでも移転」させられて、
「整備に400億以上」かかり、
「町が大移動して大きく変わるような重大案件」を、
市長の意向だけで決められるものなのですか?

市民の代表である市議会や特別委員会で討論して、
市民の声を反映して決めるのでは無いのでしょうか?
どなたか、ご教授願えればさいわいです。
  • よく解らない市民。
  • 2018/08/02 9:09 AM


【拡散希望】2018/8/2(鎌倉市)市庁舎移転に関する話題

http://fujikama.coolblog.jp/2018/20180802.htm

●平成27年度一般会計決算等審査特別委員会 09月29日ー06号(議事録抜粋)

●TBS噂の東京マガジン・ロケ取材 2018年8月8日(水)9時30分 市役所前交番横ベンチ付近

#土地利権 #法令遵守 #地権者議員 #地権者職員



  • 湘南一人オンブズマン
  • 2018/08/02 9:30 AM
「広報かまくら」8月1日号に、第1回鎌倉市本庁舎等整備委員会が8月2日の午後3時から市役所講堂で開催されるとして、傍聴申し込みの案内が出ています。8月1日発行の広報に8月2日の傍聴募集を載せるとは、ひどすぎませんか。1日しか募集期間がありません。市の市民無視の姿勢がよくわかります。
  • 広報かまくらの記事
  • 2018/08/02 12:01 PM
湘南一人オンブスマンさま、資料ありがとうございます。
27年の市長と上畑市議との問答を見ても新駅構想は
頓挫しているように思えます。
市の経緯を鑑みますとこのようなことでしょうか?

1)深沢再開発の頓挫
       |
鎌倉市は深沢に26000平米所有
(深沢再開発地域の一部)
深沢開発をしたくとも新駅ができないため開発業者がつかない。
       |
2)開発地に中心機能の必要性
       |
再開発の核としてベルマーレスタジアム誘致するも頓挫。
再開発の目玉になにか必要になる
       |
公的不動産活用というニィーズをつくる。
市役所立て替え−防災というニィーズを作る
       |

3)市役所を深沢に移転して核を作り新しい街を創る
       |
4)市役所が移転して深沢が鎌倉市の中心地になる。
       |
鎌倉市は市長の願うビッグシティー深沢が中心地となって、
旧市街は住民サービスの悪い観光地になる。
       |
市役所が深沢に移って新駅の必要性がでて、税金を投入。
新駅を作り、さらに開発業者参入のメリットを作る。

このようなシンクタンクの計画でしょうか、、?
「26000平米の有効利用のために、税金を400億〜800億かけて、
鎌倉の中心地を変えてしまう??????」
「ベルマーレがダメなら市役所??」
メチャクチャな都市計画ですね、、、。
市民が気がつかないうちに進行していたのですね。
  • よく解らない市民
  • 2018/08/02 2:42 PM
先ほど午後3時から鎌倉市役所講堂で開催された「本庁舎等整備委員会」の第1回目の会議を傍聴してきました。
その前に、このブログに投稿している「よくわからない市民」さんへ。「上畑市議」とありますが、「上畠市議」の間違いだと思います。訂正下さい。
話を戻します。本庁舎等整備委員会の議論は、すでに深沢に移転が決まったことを前提に行われ、中身の全くないものでした。唯一面白いシーンがありました。委員の中に鎌倉市自治町内会総連合会の会長と、特定非営利活動法人鎌倉市市民活動センターの正会員がいることに対し、「どういう手続きで選任したのか、答えてほしい」という趣旨の公開質問状が会場で、傍聴人から出されたのです。いきなり傍聴人が立ちあがって文書を出したもので、選任されたばかりの委員長は驚いていました。以下、議論を再録します。
「深沢は柏尾川の洪水で3メートルほど浸水するが、それは再開発用地の西側に予定されている住宅や商業施設建設地に起きることで、市役所移転候補地は一番東側の場所にあるので大丈夫」「ウェルネス鎌倉を本庁舎整備の基本的な考えにすべき。庁舎と一緒に運動公園や体育館を整備する予定なのだから、市民の健康にどんなコンセプトで事業が策定できるか、当委員会で検討すべきだ」「体育館を市役所と共に整備するなら、避難所として快適に市民が過ごせる機能を前もって検討すべきだ」「災害時の拠点になるのだから、広域で市内各場所からの動線を考えるべき」「深沢に本庁舎を置くとして旧鎌倉、大船の拠点など周辺へのアプローチを検討する必要がある」
何かむなしい議論ばかりでした。深沢ありきの委員会でした。ウェルネスを目玉にするなら、モノレールとバスしかない市役所移転先に、市民みんなが歩いて行く場所にしてはどうですか。健康増進にはもってこいです。漫画みたいなお粗末な委員会でした。まあ、住民投票が実施されれば、委員会で決めたことは、やがて無駄になるのは明らかですから、仕方ないのかも知れません。
  • 本庁舎等整備委員会傍聴者
  • 2018/08/02 6:28 PM
失礼しました。ありがとうございました。
この進行状況に「真夏の怪談」のような寒気がします。
皆様の「住民投票」に期待します!
  • よく解らない市民
  • 2018/08/02 6:58 PM
あと二点、委員会で気になったことがありました。8月4日に開催される予定の第2回目の市民対話集会に関して、市民から出た提言を整備委員会に反映させる、そう市側が述べていました。市民対話は、無作為抽出した市民26名と以前から継続して市民対話集会に出ている4人の市民をあわせて30人で構成され、市民全体を代表するものではありません。しかし、委員会で配布された資料には、「今年度のスケジュール」として、市民対話の第2回目、3回目、4回目(拡張会議)、5回目が、整備委員会の2回目、3回目、4回目とクロスするようにかかれてあり、2つの会議について補完する立場に位置付けていることがわかります。
もう一点は、やはり配布資料にある「進行中の県内の本庁舎の整備事例」と題した表に関してです。これを見ると、建設単価が平方メートルあたり、約30万円から65万円まで、バラつきがあることがわかります。委員の一人も、「なぜこんなに違うのか、積算の根拠を出してほしい」と発言していました。鎌倉市の場合は単純が約60万円で、高い方の部類にはいります。「茅ヶ崎市役所はもっと単価が安かったと聞いています。次回までに根拠を示したい」そう市の担当者は述べていました。
いずれにしても、すっきりしない審議という印象でした。
  • 本庁舎等整備委員会傍聴者
  • 2018/08/02 9:31 PM
これでますます市民対話集会のメンバーが重要、ということがわかります。秋の第4回目は、拡張ワークショップの形で開くと市は言ってますが、あとは無作為抽出の26人プラス継続の4人の30人で構成される市民対話のメンバーの意見が、整備委員会にも反映されます。17万2263人の鎌倉市の人口(平成30年7月1日現在)の中のたった30人の声を、市民の意向とするのですから、すごいことです。無作為抽出された皆さん、頑張って下さい。笑い話の世界ですね。それと、今回の本庁舎等整備委員会の委員には、市議会議員が一人も入っていませんが、これって議会軽視ではないですか。第1回目には、確か5人の市議さんたちが傍聴に来ていたと記憶しますが、誰も怒らなかったのが不思議です。議会も取り込まれているのですか。傍聴人には、所管の総務常任委員会の委員長、並びに副委員長が見えていましたよ。こんな議論になっていない委員会を目の当たりにして、「ふざけるな」と言えないのでしょうか。市民多数が注目していますよ。住民投票は、市民による一揆であり、市民が立てた「襤褸(らんる)の旗」なのです。
  • 市民対話に出れない市民
  • 2018/08/03 3:25 AM
今回の市民対話から「市民対話対応だけのコンサルタント」が入り
市民の意見として「記録を取り」、「放映もする」と担当が言っていましたが、記録の無い前回までで、反対意見は対応していて、
『今回からは市役所移転に向けての前進的な対話」にするそうです。
と、いうことは、委員会に報告されるのは
「賛成で前進的な意見だけになります」完全にできレースです。
こんなできレースに乗るのは苦痛で、どうしようか考えています。
市民対話にでた方と話しましたが、同じように「アリバイ工作に参加」するのは嫌だと、感じてでない方もいます。

「前進的な市民対話」と明示されたその場では反対意見はもはや言えないでしょう。反対者は去るのみです。賛成者だけで行われる、
この市民対話をして市民の意見というのは「悪巧み」すぎます。
  • 市民対話にでた市民
  • 2018/08/03 6:09 AM
苦痛かも知れませんが、何が行われているか目撃するだけでも大事なことだと考えます。歴史の証人として出ていただけませんか。無作為抽出なので、選ばれただけでも価値はあります。大変かと思いますが、なにとぞよろしくお願いいたします。市民にそのひどさを是非伝えて下さい。
  • 市民対話に出た市民さんへ
  • 2018/08/03 7:06 AM
鎌倉市本庁舎等整備委員会が第1回目の会議で配布した資料によれば、今年の11月にパブリックコメント案(策定案のたたき台)を委員会として策定、12月から来年1月にかけて、市民からパブリックコメントを募集するという。ちょうど住民投票を実施する時期とぴったり重なる。ますます住民投票の意義が増したと言える。頑張ってほしい。
  • 住民投票に期待する市民
  • 2018/08/03 9:16 AM



【拡散希望】2018/8/3(鎌倉市)市庁舎移転に関する情報(事業費及び住民投票条例制定請求のまとめ)</title>

http://fujikama.coolblog.jp/2018/20180803.htm

          
コメント:  鎌倉市   茅ヶ崎市

人口    :172,263人 241,889人 平成30年(2018年)7月 1日現在

市庁舎面積 ;26,844屐 16,657屐

事業費   :180億円   72億円 


  • 湘南一人オンブズマン
  • 2018/08/03 5:56 PM
茅ヶ崎市は鎌倉市より人口で1.5倍近く多いのに、市庁舎の面積を逆に3分の2程度小さく見積り、建設費を2分の1以下に抑えています。つまりこれで庁舎面積は足りるということです。それでも、茅ヶ崎市では、住民投票で民意を聞くべきだという運動が起きたのですから、市民の意識は高いと思います。この8月5日午後1時30分から、住民投票運動に関わった元茅ヶ崎市議の海老名けんたろうさんを招いて、住民投票の学習会が開かれると聞いています。ブログによると、扇が谷の岩田事務所が会場とか。是非とも鎌倉との違いを聞いてみたいと思います。
  • 茅ヶ崎に比較したい鎌倉市民
  • 2018/08/03 10:10 PM
鎌倉を代表する商工業者は、今回の事態をどう見ているのだろうか。「鳩サブレー」で知られる豊島屋の久保田社長、「井上蒲鉾」の井上社長などお歴々の皆様に、本丸が旧市街の外側に移ってしまうことをどう考えるのか、是非聞いてみたい。商工業者にとっても、市役所移転はマイナス要因になるはずである。怒りはないのか。何も感じていないなら、絶対におかしい。
  • 久保田さんに聞いてみたい市民
  • 2018/08/04 9:35 PM
市役所引っ越しダメ! 絶対!
  • (# ̄З ̄)=3=3=3
  • 2018/08/04 10:08 PM
&#10548;&#65039;井上蒲鉾さんは井上社長ではないですよ。
社長逹はだんまり。
こんなに問題ばかりなのに、市長のやっている事に異論を唱える人がいない。
都合の悪い事は黙っているのは鎌倉の社長逹の悪い傾向です。ずるいですよね。

だから、この街がダメなのです。
ダメな事はダメ。はっきり言わないと。
久保田さん、柳澤さん、ずるいですよ。
  • 市民
  • 2018/08/05 4:52 AM
本日(8月5日)午後1時30分から元茅ヶ崎市議の海老名けんたろうさんが来鎌。岩田事務所で住民投票条例制定の直接請求の経験を話していただくことになっています。是非ご参加下さい。岩田事務所は鎌倉駅西口、小町踏切横の刀鍛冶正宗向かいです。歩いて3分です。
  • 茅ヶ崎の教訓に学べ
  • 2018/08/05 8:47 AM
相模線で茅ヶ崎駅に着いたのは、深夜の11時40分。すでに上りの東海道線は、11時35分の最終が出て、朝までない。仕方なく、鎌倉まで歩くことにした。トコトコ歩くこと3時間、御成トンネルを抜けると、市役所の荘厳な建物が見えてきた。その時、私は、この建物を守らなければならないと強く思った。頼朝が幕府を開いて約1000年、政(まつりごと)の中心は、常に旧鎌倉におかれてきた。築50年経つという現庁舎は、市の中心にあるにふさわしい建物である。これを残そうという運動は、地域エゴでは断じけてない。鎌倉の歴史を守る闘いなのである。
  • 地域エゴだろうか
  • 2018/08/05 10:20 PM


【拡散希望】2018/8/6(鎌倉市議会)総務常任員会 長嶋委員質疑

議題:市民にとっての市役所機能のあり方について及び移転先の整備、現在地の跡地利用について

2018/6/27 理事者質疑(判例引用のいい加減さ:深沢地区は高台ではない)

2018/8/2 第2回市民対話資料5(津波被害による深沢地区浸水想定なし)

(中敬録画約21分)https://youtu.be/ByOhdJg2rQ0

(参考資料)http://fujikama.coolblog.jp/2018/20180806.htm


  • 湘南一人オンブズマン
  • 2018/08/06 5:40 PM
【拡散希望】2018/8/6(鎌倉市議会)総務常任員会 長嶋委員質疑

議題:市民にとっての市役所機能のあり方について及び移転先の整備、現在地の跡地利用について

2018/6/27 理事者質疑(判例引用のいい加減さ:深沢地区は高台ではない)

2018/8/2 第2回市民対話資料5(津波被害による深沢地区浸水想定なし)

(中敬録画約21分)https://youtu.be/ByOhdJg2rQ0

(参考資料)http://fujikama.coolblog.jp/2018/20180806.htm
  • 湘南一人オンブズマン
  • 2018/08/06 5:41 PM
岸田今日子がナレーションをつとめる鎌倉の大仏を映した映画がある。鎌倉市立中央図書館に所蔵されている。その映画の中で、大仏のある場所を旧深沢村と紹介している。つまり、今の長谷地域も深沢であったことが映画を通してわかるのだ。飢饉で餓死する民がたくさん出て、至るところ死体の山だったという。霊をとむらい、浄土に行けることを願い大仏は建立されたのである。当時も深沢村は、鎌倉の郊外だったのである。そこに市庁舎を移すのだから、「市の中心です」などという市長の発言がおかしいことは、誰の目にも明らかだ。
  • 大仏を映した映画を観た鎌倉市民
  • 2018/08/06 7:33 PM
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