いよいよ9月1日から10月1日まで、住民投票条例制定の署名収集が行われます!

  • 2018.08.30 Thursday
  • 13:25

   8月29日、鎌倉商工会議所ホールで松尾崇鎌倉市長を招いての「市役所移転問題を考える市長との対話集会」が開催されました。会場には定員をはるかに超える162名の市民が訪れ、立ち見も出るほどの大盛況でした。市民の関心の高さがわかり、市長も緊張していました。熱気あふれる会場の雰囲気は添付写真をご覧下さい。

 

    まず市長から市役所移転の必要性について20分ほど話しがありました。松尾市長の話した趣旨は以下のとおりです。

 

○現在の庁舎は築50年近くたち、老朽化が著しい。

 

○現在地は津波浸水エリアにあり、50センチの水に浸かる可能性がある。

 

○災害時に市役所が浸水しては対策本部を立ち上げ、指示を出す機能が果たせない。

 

○無作為抽出した市民との対話集会や各地での出前講座などで、移転は理解いただいたと考える。

 

○人口を見ると旧鎌倉地区は約5万人。深沢、大船、玉縄、腰越など周辺で約12万人。人口の重心をとると深沢地区が鎌倉の中心になる。

 

○新庁舎建設には180億円の予算がかかると見積もりを出しているが、民活方式でやるので、もっと減らせると考える。大きな建物を建設し、民間に開いたスペースを利用してもらい、資金を出してもらう。だから市の負担する費用もかなり安くなる。

 

○市長選挙の大きな争点に市役所移転問題がなり、私が信任を得たのだから、民意は聞いたと考える。

 

    こうした市長の説明にたくさんの市民から質問が出されました。


○議会の議決もまだ経ていない。なのに移転決定と広報に出すのは、市民を欺く行為ではないか。


○深沢地区は柏尾川の洪水浸水地域になっている。『広報かまくら』8月1日号は古いハザードマップを掲載して、柏尾川の周辺部だけ浸水エリアにしている。神奈川県の新しい洪水浸水エリアは、市役所移転予定地まで浸水域になっている。なぜ、これを『広報かまくら』に載せなかったのか。深沢は決して安全な場所ではない。

 

   こうした質問に対する市長の回答は誠意のないものでした。


○議会の議決がないと言うが、「市役所の位置を定める条例」の改正は、前回新しい市庁舎が落成し開館するその日に議決している。今回はいつにするか未定。まだ先になる予定だ。

 

○神奈川県のハザードマップで洪水浸水エリアに入っていることは承知している。しかし、『広報かまくら』8月1日号を出した時点では県がまだ公表は困ると言っていたので、古いハザードマップを掲載した。決して欺いたわけではない。新庁舎の建てる場所はかさ上げするので、安全と考えている。


   しかし、市民からはこんな反論が出ました。


○神奈川県に直接聞きましたが、今年1月の洪水浸水地域のエリアを示したハザードマップは外に出して全く問題ないという話しだった。出さないよう止めた事実もないとのこと。市長は嘘をついているとしか思えない。


   市長が説明すればするほど、ぼろが出てしまうという雰囲気でした。


   私たちは住民投票で民意を問うのが一番いい、そう改めて感じた次第です。会場では市長退席のあと、具体的な住民投票条例制定の署名収集の説明を行い、受任者募集を働きかけました。改めて以下に経過報告と今後のスケジュールを記します。


(1)鎌倉市本庁舎整備に関する住民投票条例制定請求書の提出。

  8月24日付けで市役所総務課に条例案も添えて出しました。これを審査し、住民投票条例制定請求代表者証明書が交付される見込みです。


○請求書に記載した「鎌倉市本庁舎整備に関する条例制定請求の要旨」を転載します。


「鎌倉市は、現在の市役所本庁舎が築50年を迎え、老朽化し、手狭であり、且つ津波浸水の恐れがあるなどの理由から、深沢地域整備事業用地に移転する計画を発表した。すでに平成24年度から3年をかけ公共施設再編計画を策定、鎌倉市本庁舎整備方針策定委員会では、平成29年3月「本庁舎を移転して整備」するという決定を下した。これを受け、鎌倉市公的不動産利活用推進委員会では、30年3月「深沢を移転先」に決定した。現在、本庁舎等整備委員会を立ち上げ、8月2日から整備の基本構想に関する検討をおこなっている段階である。このままでは、深沢地域整備事業用地への移転計画がどんどん進められ、既成事実化することは明白である。

 

    松尾崇鎌倉市長は、地方自治法第4条がうたう「市役所の位置を定める条例」の改正について、「まだ先になると思う」と述べ、議会の同意を先延ばしにする意向である。深沢地域整備事業用地に関しては、都市計画決定も必要だが、こちらもまだ行われていない。本来であれば、本庁舎移転のような重要な政策は、市議会と協議して決定すべきものと考える。しかし、鎌倉市長には、その考えはない。


    計画では、本庁舎移転整備に、約180億円の財源が必要とされている。鎌倉市は、整備のための積み立てもしてこなかったため、この整備費は、大きな債務として市民の負担になる可能性が高い。最近になり、神奈川県の調査で、深沢地域事業用地が、柏尾川の洪水浸水地域に入ることがあきらかになった。浸水は0・5メートルから3メートルの範囲であるが、本庁舎を建てるにはかさ上げが必要になり、さらに予算が膨らむ事態となっている。


    このままでは、深沢移転が既成事実化すると危惧した市民が呼びかけ、今回鎌倉市の有権者に投票してもらい、本庁舎整備に市民の声を反映してもらうことを考えた。よって、ここに地方自治法第74条により、有権者の50分の1の規定を越えた署名を添え、別紙の条例を制定していただくよう市長に求める次第である。条例案では、有権者に、『深沢移転に賛成』『移転に反対』のどちらかに○をしてもらう内容になっている。まさに鎌倉市民の民意を示すことになると考える次第である。以上が直接請求の要旨である。」


(2)証明書の交付
   市役所から30日に連絡があり、住民投票条例制定請求代表者証明書交付申請書は正式に審査を通ったとのことです。請求代表者は自治会長さん3名、元会長さん1名、市民の方2名という内訳です。31日に証明書が交付されます。9月1日に告示があり、署名収集が始まります。


(3)駅頭署名収集の予定

○9月1日(土)、2日(日)午後3時〜4時30分
鎌倉駅東口東急前
   雨天時は大船駅モノレール口コンコースで同じ時間にやります。

 

○9月8日(土)午後3時〜4時30分
鎌倉駅東口東急前

 

○9月9日(日)午後3〜4時30分
鎌倉駅西口紀伊国屋前


(4)署名収集受任者の追加
    
第2次から5次まで追加します。受任者になってもよいという方を募集中です。現在の310名から500名に拡大する考えでいます。受任者になってもよいという方は、住所、氏名、生年月日を記載の上、下記に郵送かFAXして下さい。メールも可です。

○郵送先   〒247ー0011鎌倉市扇が谷1の8の2堀口AP 1F  市役所移転を問う住民投票の会
○FAX 0467(25)1133
○メール kataribe.k.iwata@docomo.ne.jp


   繰り返しますが、署名収集は10月1日までです。たくさんの有権者の皆さんのご協力を期待いたします。

 

コメント
市長の発言は問題だらけ。この人にまかせて大丈夫か不安になります。
  • 市長を憂える市民
  • 2018/08/30 7:25 PM
松尾市長はひどいですね。洪水ハザードマップを県から公表してはいけないと言われたから、古い資料でごまかしたなどとトップとしては言ってはならないことを平気でしゃべっています。私たちは、まだこの先も、こんな市長に市政の舵取りをゆだねるのだろうか。
  • 鎌倉の純粋な市民
  • 2018/08/30 8:40 PM
住民投票で過半数が移転反対という結果になったら、市長はどうするのだろうか。私は自治会長だが、本日、鎌倉市広報公聴課から、「本庁舎移転に関する出前講座実施のご案内」と題する文書が郵送されてきた。
「鎌倉市では、『鎌倉市公共施設再編計画』に基つ“き、(中略)本庁舎の移転先は深沢地域整備事業用地とすることを決定したところです。本庁舎整備の検討については、これまでさまざまな方法で市民の皆様に説明をしてまいりましたが、『移転を決めた理由がわからない』『移転すると不便になってしまうのではないか』といったご意見、ご質問をいただいているところです。このため、改めて、直接各自治・町内会にお伺いし、本庁舎整備に関するこれまでの検討経緯や移転理由をご説明させていただくほか、皆様の疑問点にお答えする出前講座を実施するものです」
封書に入った紙には、9月中の7日が表になっており、都合の良い日時を選択する内容になっている。
住民投票の会の署名収集の動きに市が戦々恐々になり、急遽このチラシを自治・町内会長あてに郵送したと言えそうだ。市はかなり焦っている。住民団体皆さんにはさらに頑張ってほしい。
  • 我慢できない市民
  • 2018/08/30 9:07 PM
先ほど鎌倉市役所広報公聴課から電話があり、松尾市長が商工会議所のホールで市役所移転問題を説明した際に市民の質問に答え、「神奈川県の最新の柏尾川洪水浸水ハザードマップに関して、県から公表は待ってほしいと言われたため、『広報かまくら』8月1日号には洪水浸水地域が狭い範囲の古いハザードマップを掲載した、と市長が発言したことに関して、あれは間違いだった。神奈川県に聞いた事実はなかった」と伝えられました。訂正したいとのことです。会場に見えた市議の皆さんにもこのことを伝えたとのことです。質問した市民の方にも伝えたいとの話でした。
  • 岩田薫
  • 2018/08/31 7:11 PM
県から公表するな、と言われた事実はなかったということですね。市長が謝るべき問題ではないですか。
  • 市民
  • 2018/08/31 10:12 PM
長嶋鎌倉市議のブログを見ると、鎌倉市広報公聴課から、市議に謝罪文書が届けられたとあります。しかし、市民には告知はありません。議会に出すよりも、参加した162人の市民すべてに謝ることの方が先ではないですか。しかも、市長が謝罪すべきです。
  • 市長対話集会参加者
  • 2018/09/01 4:07 AM
最新のブログをご覧下さい。経緯を書きました。驚いたというのが正直な感想です。
  • 岩田薫
  • 2018/09/02 4:09 AM
街頭での署名収集の場所を変更します。
・9月8日(土)午後3時から4時15分鎌倉下馬交差点付近
・9月9日(日)午後3時から4時15分鎌倉JRガード下・ドコモショップ付近
申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
  • 岩田薫
  • 2018/09/02 8:40 PM
市長対話集会でも条例案について質問した石田ともつぐ氏がブログで、「条例案は違法」と書いて、私たちの住民投票条例制定の署名収集を批判しています。以下、反論します。

(1)総務省は条例制定権は地方自治体にあるので、内容を判断する立場にない。判断するのは裁判所である、と答えています。「住民投票の結果に市長並びに市議員は拘束される」との条例案は、「尊重する」では投票結果が無視される可能性があると考えて策定したものです。鳥取市ではこの条例のため市長が投票結果を無視、裁判で住民が敗訴しています。そのため強い条例案にしました。仮にこれは強い内容すぎるというなら、議会で修正して決議していただければよいのです。条例案に、市が意見書を付けて議会に上程できる制度にもなっています。違法というなら条例が成立してから主張してほしいと思います。

(2)条例制定の直接請求は地方自治法で市民に権利が認められた運動です。私たちはきちんと手続きを踏んで署名収集活動を展開しています。「妨害してはならない」と規定されています。石田氏の行為は住民の民意を問う運動への権利侵害に該当します。すでに市が直接請求の請求代表者に証明書を出した事実を告示していますので、妨害してはならないとの条文が適用されます。

以上、見解をお伝えいたします。石田氏の主張に惑わされず、毅然と署名収集を展開したいと思います。
  • 岩田薫
  • 2018/09/03 7:09 AM
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